※2017年10月3日、記事内容を一部編集しました。
本ブログ開設から利用してきたレンタルサーバーを「さくらのレンタルサーバ」から「エックスサーバー」へ変更いたしました。
普段ならこのブログで乗り換え手順を細く紹介していくところですが、
今回は「なぜ乗り換えたのか」「乗り換えてどうだったか」に焦点を当てて書いていくことにします。
レンタルサーバー変更の理由
- WordPressの編集中、動きが遅くなった
- サイト運営数が増えて管理しにくくなった
- ただし、コストパフォーマンスは抜群でロリポップ!よりも使いやすかった
レンタルサーバー乗り換え作業のチェックポイント
レンタルサーバー乗り換えのときは様々な作業が必要です。
既に多くのサイトで紹介されていますので、個人的に忘れがち、引っかかりがちなチェックポイントを書き留めておきます。
ネームサーバの変更(独自ドメインの管理ページより)
このサイトでは「ムームードメイン」で独自ドメインを取得しています。
取得したドメインでサイトを表示させるためには、ネームサーバ設定変更で、
移行したレンタルサーバーに置いたサイトデータが表示できるようにしなくてはいけません。
「GMOペパボ以外 のネームサーバを使用する」の項目を選び、所定のネームサーバ名を入力(変更)します。
設定完了後、早くて数時間経つと再びサイトが表示されるようになります。
独自ドメインを引き続き利用するため、設定変更をついつい忘れがちです。その点に注意。
WordPressのデータベース移行
この作業は、まずさくらレンタルサーバーでのWordPressデータベースを取り出し保存(エクスポート)。
その後取り出したデータベースはエックスサーバー側で移行保存(インポート)をします。
エックスサーバーに乗り換えての感想
- WordPress編集中の動きが速くなった
- マルチドメインでもサーバーコントロールパネルのメニュー分類がわかりやすい
- 10日間の無料試用期間で使い勝手は十分把握できた
WordPressを使う上でのエックスサーバーのメリット
いずれもエックスサーバーに限らず、大手のレンタルサーバーでは備わっている機能や特長ですが、
エックスサーバーを新規導入する方にオススメできるよう、メリットを紹介します。
自動インストール機能がある
サーバーコントロールパネル(管理画面)の中に「自動インストール」メニューがあり、
1つの独自ドメインに1つずつ、WordPress日本語版のインストールが簡単にできるようボタンが用意されています。
WordPressのインストールをするために、その手順を調べてFTPソフトをインストールしてなんやかんや…などという手間は考えなくてOK!
【補足1】自動インストール時に重要な設定情報はメモしておく!
WordPressはネット上でログインして操作する仕組みなので、
ユーザー名とパスワードの設定とメモが必要ですが、
それ以外にも、WordPressで大切なデータベースに関係する設定情報が、
WordPressインストール時に与えられます。
- MySQLデータベース
- MySQLユーザ
- MySQL接続パスワード
特にこれらの内容(文字列)は忘れずに書き残しておきましょう。
【補足2】プログラムの自動更新(アップデート)をフル活用!
WordPressは今や超メジャーなブログ・サイト作成プログラムであるため、
そのプログラムの脆弱性を突いて悪意を働く事例が次々と起こります。
改ざんなどの被害を防ぐため、プログラムを常に最新の状態にしておく必要があります。
エックスサーバーでWordPressの自動インストール機能を使っていると、
WordPressプログラムが最新版に随時更新(アップデート)されます。
またメールでも通知が来ますので、放ったらかしも防ぐことができるでしょう。
独自ドメインごとにWordPressをインストールできる
自動インストール機能でお話したとおり、
1つの独自ドメインに1つずつ、WordPress日本語版のインストールができます。
管理画面で独自ドメインごとに切り替えて操作する仕組みなので、
複数のサイトを運営するつもりであれば、使い慣れれば管理もラクになることでしょう。
また、WordPressを複数インストールしたからといって追加料金がかかる、なんてことはありませんので。
サーバー容量を気にする必要なし
エックスサーバーを例にすると、サーバー容量(ディスクスペース)は最廉価プランでも200GBあります。
容量オーバーを気にする必要はありません。
【追加!】SSL設定が簡単
ネット上でデータを暗号化して送り、訪問者が安心してアクセスしたり買い物をしたりできる仕組みとして言われるのがSSLです。
ホームページアドレスが http:// ではなく、https:// で始まるものがSSL対応です。
SSL対応は、これからWordPressを使ってサイトを運営するのであれば必須と言えます。
これもエックスサーバーではサーバーコントロールパネルにメニューがあり、簡単操作で独自SSL設定ができます。
【結論】満足して使ってます!
エックスサーバーに替えてから、何より編集中のページ表示や動きが速くなりました。
正直、これだけでも十分満足です。
月あたりのコストは2倍になりましたが(汗)、乗り換えただけの価値はありました。
また、2017年にエックスサーバーで無料独自SSL設定ができるようになったことで、よりオススメしやすくなりましたね。
これからWordPressを使ってサイト作りをする方への参考になればこれ幸いです。
利用サーバーの紹介
これまでお世話になったレンタルサーバーと、これからお世話になるレンタルサーバーとを紹介します。
- さくらのレンタルサーバ スタンダード
- 月額500円前後という安さでWordPressも使えるところがポイント!
レンタルサーバー利用初心者からいろいろ使っている乗り換え組までユーザー層も多彩。
- 月額1,000円(税抜)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』
- 月額費用はさくらのレンタルサーバの2倍ながら、高速・多機能・高安定と謳われる「高速」は試用期間10日間のうちに十分実感できるレベル!
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