福岡市内の沖縄料理店に入り浸り、いつかは沖縄へ行こう行こうと夢見ること十数年。
ついにその念願叶ったかと思えば、一年のうちに6度も福岡から沖縄へ足を運ぶというジャンキーぶりを発揮。
私とものすけはお酒が飲めないので、その分食べることを楽しもうと考えたとき、
まずは現地の沖縄そばを食べまくろう!と決意。
気がつけば、結構なお店に行ってきたようです。
この記事では、2016年の春から約1年の間に訪れた沖縄そばのお店をまとめてみました。
簡単な注意
各店舗紹介の最後に訪問年月を記載しています。
グルメレポではなく、一種の「探検」みたいなものですから、
他のグルメサイトのようなレビューとは比較しないで読んでくださいね。
メニュー、内容、価格などは訪問時点のものです。
2017年5月21日:一部誤字修正とレイアウト修正を行いました。
- 沖縄そば食べ歩きリスト2016-2017
- 首里そば (2016.2)
- ひめゆりそば (2016.4)
- 沖縄そば楚辺 (2016.4)
- 3丁目の島そば屋 (2016.4)
- 金月そば 恩納店 (2016.4)
- うゎちち (2016.4)
- くだか島 (2016.4)
- Wine makers factory (2016.4)
- 沖縄そばあさひ (2016.5)
- 花織そば (2016.5)
- みの家 (2016.5)
- そば処 琉風 (2016.9)
- 空港食堂 (2016.9)
- 読谷山そば (2017.2)
- 読谷食堂ゆいまーる (2017.2)
- ソーキそば専門店 田舎 読谷店 (2017.2)
- 空港食堂(5ヶ月ぶり2回目・2017.2)
- この記事の沖縄そば食べ歩きマップ
- 最後に
沖縄そば食べ歩きリスト2016-2017
- 首里そば(那覇市首里赤田町)
- ひめゆりそば(糸満市伊原)
- 沖縄そば楚辺(那覇市楚辺2丁目)
- 三丁目の島そば屋(宜野湾市嘉数3丁目)
- 金月そば恩納店(国頭郡恩納村名嘉真)
- うゎちち(沖縄市比屋根1丁目)
- くだか島(南城市知念久手堅)
- Wine makers factory(那覇空港LCCターミナル)
- 沖縄料理あさひ(那覇市泉崎1丁目)
- 花織そば(中頭郡読谷村波平)
- みの家(那覇市久茂地1丁目)
- そば処 琉風(那覇空港国内線ターミナル1F)
- 空港食堂(那覇空港国内線ターミナル1F)
- 読谷山そば(中頭郡読谷村古堅)
- 読谷食堂ゆいまーる(中頭郡読谷村座喜味)
- 宮古そばソーキそば専門店 田舎 読谷店(中頭郡読谷村上地)
- 空港食堂(2回目)
- 食べ歩きマップ
首里そば (2016.2)
初沖縄で日帰りを敢行したときの記念すべき一杯目。
限られた時間の中で那覇を巡るとしたら「首里城」というキーワードしか頭になく、
那覇空港に着くまで食事のことはノーマーク。
ゆいレール乗車中に「沖縄そば」でスマートフォン検索(以降これが基本スタイルに)。
首里駅を降りて首里城へ向かう途中に立ち寄り出来るお店「首里そば」で食べることに。
靴を脱いで人の家に上がるようなシチュエーションに戸惑いつつ、
空腹を満たすために首里そばとじゅーしーを注文。
ああこれが沖縄で食べる沖縄そばの味。
具体的にだしがこうとか、麺がこうだなんて感想ではありません。
窓際のテーブル席に置かれた沖縄そばをすする、この行動だけで美味しいと感じる。
実際、クセのないあっさりした味わいで、
風に吹かれて冷えた身体を温めてもらいました。
首里そば
沖縄県那覇市首里赤田町1丁目7
2016.2
ひめゆりそば (2016.4)
2度目の福岡-沖縄LCC日帰りでは、レンタカーを借りてひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館を目指してドライブ。
ここではソーキそばを。
ソーキらしい肉の柔らかさと、
まさに食堂で食べる沖縄そばという雰囲気漂う味でしばしゆっくりした時間を過ごしました。
ひめゆりそば
沖縄県糸満市伊原192
2016.4
沖縄そば楚辺 (2016.4)
2度の沖縄日帰りだけでは飽き足らず、思い切って4泊して沖縄を楽しむことに。
より一層沖縄そば巡り(ただのWeb検索)にも気合いが入るってもんです。
まずは3度目の沖縄に降り立ったその足で向かった沖縄そばのお店。
ゆいレール壺川駅を降りて、大通り沿いから細い路地、さらに緩やかな上り坂まで歩き通すこと約15分。
慣れない蒸し暑さもあり、たどり着いたときはヘロヘロでした。
「楚辺」は沖縄そばだけでなく、沖縄料理も出すお店のようです。
大きな民家に上がり、家族単位で楽しむようなゆったりとした空間。
お肉の重厚さに強い印象が。
福岡との気温の変化に身体が慣れない中で歩き回ってへとへと。
この一杯に救われました。
そば楚辺
沖縄県那覇市楚辺2-37-40
2016.4
3丁目の島そば屋 (2016.4)
レンタカーを借りて沖縄本島めぐりを開始。
その記念すべき最初のチェックポイントが沖縄そばのお店でした。
どこの何を見たのか忘れてしまいましたが、
沖縄そばランキングの投票で1位になっていたお店はぜひとも行かなくては。
ということで、「3丁目の島そば屋」へ。
民家っぽいお店とは違う、今風の明るい店内の小食堂。
色味が変わると、心なしか味も洗練されたように舌で感じられますよね。
麺だけでなく、じゅーしーもトータルして美味しかったなあ。
で、どのランキングの1位だったかな?って調べて思い出した!
沖縄そばランキング – 沖縄そば – 沖縄インターネット放送局
http://www.onb.jp/soba/ranking.php
3丁目の島そば屋
沖縄県宜野湾市嘉数3丁目10-1
2016.4
金月そば 恩納店 (2016.4)
読谷村の滞在先のオーナーからの耳寄り情報。
なんと、オープン初日というお店を教えてもらい、雨の中車を走らせて恩納村へ。
読谷村でつけ麺のお店として有名な「金月(キンチチ)そば」の恩納店。
つけ麺が有名なお店でも食べるのは沖縄そば。
麺を大盛りにしたぶん、素材の味だなとわからせる麺を堪能しました。
そば粉の蕎麦だと違いが出ることありますよね。例えるならそんな印象。
麺の好み、味の好み、トッピングの好みを問わず、このお店の麺は一度味わってみるがよいです。
今まで食べた沖縄そばの中では個人的に最高の麺。
国道58号線沿い、車なら那覇から美ら海水族館などに行く道すがらになるため立ち寄りやすいですね。
金月そば 恩納店
沖縄県国頭郡恩納村名嘉真8-3
2016.4
うゎちち (2016.4)
この日、サッカーFC琉球の試合を観に沖縄県総合運動公園陸上競技場へ。
観戦後、競技場から歩いていける場所にある沖縄そばのお店を検索。
那覇に戻る前に食べてきました。
「うゎちち」にて、三種類のお肉が入っているうゎちちそばを。
お肉も麺もスープもシンプルな感じかな。
家族連れもいたし、身近に食べられる「街の沖縄そば」といったところでしょうか。
平均点は高いです。
うゎちち
沖縄県沖縄市比屋根1-16-27
2016.4
くだか島 (2016.4)
この日の夕方に沖縄を離れる予定だったので、それまでは雨の中沖縄本島南部をドライブ。
知念岬公園まで足を伸ばしたものの、風雨に晒され寒いのなんの。
暖を取るのも兼ねて、知念岬の近場「くだか島」で食べていくことに。
くだか(沖縄)そばを食べてあったまりました。
くだか島
沖縄県南城市知念久手堅455-1
2016.4
Wine makers factory (2016.4)
沖縄を離れる直前にも沖縄そばを一杯。
那覇空港LCCターミナルの保安検査場を通過して搭乗待合室へ入ると、
簡易なバーカウンター「Wine makers factory」でも沖縄そばを出してくれるのですね。
味はインスタント感溢れてて、もしかしたら沖縄以外で市販されてるようなものなのかも。
搭乗待ちの合間に、さっと時間を気にせず食べられるお手軽さがポイントですね。
LCCだから時間を気にし過ぎることもありませんが(自虐)。
ちなみに、この日は出発が45分遅れ。
Wine makers factory(ワインメーカーズファンクトリー)
沖縄県那覇市鏡水400 那覇空港LCCターミナル
2016.4
沖縄そばあさひ (2016.5)
沖縄で開催されるセミナーに急遽参加。
会場最寄りのゆいレールの旭町駅を降りてすぐ、
当時改装中の那覇バスターミナル近くのビル1階に位置する「あさひ」に寄ってみました。
そばの横にそっと置かれた、ザルに入ったよもぎの葉の山。
お店の方から「お好みでよもぎも入れてください」と勧められたので、
葉っぱ2枚ほどひたしてよもぎの葉っぱ入りそばを初体験。
結構よもぎ風味が強烈。
沖縄料理あさひ
沖縄県那覇市泉崎1-21-21
2016.5
花織そば (2016.5)
読谷村の宿泊先から県道沿いで歩いても行きやすいお店を教えてもらいました。
花織(はなうぃ)そばは結構有名なお店のようですね。
月曜日の正午前に入店した段階で席が埋まりかけていました。
軟骨のお肉は濃いめの味付け。
麺はやや歯ごたえのある感じでしょうか。
二種類のお肉とかまぼこ、具もお得に楽しめました。
食べ慣れていくとやめられない沖縄そばってイメージですね。
食べた後に宿泊先まで歩いて戻ると汗だく。
あまりに暑かったので、食後はスーパーに立ち寄ってシークァーサーアイスを買って戻りました。
花織そば
沖縄県中頭郡読谷村波平2418−1
2016.5
みの家 (2016.5)
読谷村からバスで沖縄県庁前まで移動し、さらにゆいレールへの乗り継ぎ。
その途中でもう一杯、沖縄そばを。
パレットくもじの9階にある沖縄料理のお店「みの家」で三枚肉のそば。
見た目簡素なイメージながら三枚肉はとっても肉厚。
普通のそばでなくこれを選んで正解。
麺を含め全体的に簡素ではありますがね。
どことなく年季を感じる一杯でした。
みの家
沖縄県那覇市久茂地1-1-1 パレットくもじ9F
2016.9
そば処 琉風 (2016.9)
夏を通過して、秋の沖縄道中。
いつも福岡から沖縄へ向かうときはpeachばかり乗っていたため、
LCCターミナルではない那覇空港国内線ターミナルでウロウロ。
(このときはスカイマークでした)
那覇空港1F到着口を出てすぐ横を見たら沖縄そば屋を発見。
まさしく駆けつけ一杯をいただきました。
「そば処琉風」で沖縄そば大盛り。
紅しょうがも大盛りで。
麺も具も、空腹を満たすにはちょうどよい分量でした。
沖縄に来たばかりの旅行客には手早く入れる位置だけあって、
外国人観光客の姿も目立ちました。
そば処 琉風
沖縄県那覇市鏡水306-1 那覇空港国内線ターミナル1F
2016.9
空港食堂 (2016.9)
秋の沖縄滞在では、沖縄そばは行き帰りの空港で一杯ずつと控えめに。
福岡へ戻る搭乗前にお昼ご飯。
那覇空港で沖縄そばといえばオススメの店として答えた「空港食堂」で沖縄そばを。
なぜこのお店の存在に気づかなかったのか。
それもそのはず。
那覇空港国内線ターミナル1Fの到着出入り口からは離れた建物の端っこに位置していたから。
(単に見逃していただけです)
注文は食券制でさくっと購入します。
沖縄そばをいただきました。
麺はつるつるで食べやすく、お肉も柔らかめ。
シンプルです。だからよい。
那覇から飛び立つ前のサラリーマンや旅行客はテーブルでビールとともに談笑。
空港で働く人たちはカウンターに座って黙々と食し、席を立つ姿。
これも沖縄情緒かな。
元々空港の関係者食堂だったと聞きましたが、
福岡で言う長浜ラーメン的な、さっと食べられる感覚に近いのでしょうね。
空港食堂
沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港ビルディング1F
2016.9
読谷山そば (2017.2)
季節はめぐり、冬の沖縄を2泊で体験。
何度も沖縄を訪れると、やはり新しい挑戦?をしたくなるもので。
単に検索しやすくアクセスしやすいお店のネタも尽きかけてきただけ。
とはいえ、那覇市内を荷物を抱えて移動しながら沖縄そばのお店を探すのもなかなか大変。
そこで、今回は那覇から読谷へ向かうバスを途中下車。
歩くこと15分で、イオンタウン読谷近くにある「読谷山そば(ゆんたんざそば)」へ。
迷わずソーキそばを頼むつもりでしたが、
朝からまともに食べず空腹感満載だったため、肉そばを注文。
肉の名がついたとおり、分厚いお肉。
食べてみると、これがまた長崎ちゃんぽんの要素をすべて沖縄そばに置き換えたような絶妙なバランス。
・麺→ちゃんぽんめんの雰囲気をそのまま沖縄そば風に
・野菜炒め→脂っこくないあっさり炒め
・肉→ちゃんぽんにのせる海鮮のような存在感
・スープ→ちゃんぽんのコクとは逆の沖縄そばらしいあっさり具合
特に野菜たっぷりなところが満足です。ごちそうさまでした。
食べログの口コミで「ホッと落ち着ける沖縄そば屋」と書かれていましたが、実際にそばを食べて大いに納得。
そして、この後もう少し歩いて読谷のスターバックスでコーヒーブレイク。
納得し過ぎてお腹いっぱいだったのですね。はい。
読谷山そば
沖縄県中頭郡読谷村古堅485-7
2017.2
読谷食堂ゆいまーる (2017.2)
この回の滞在も読谷村に宿泊していたので、自然と読谷村の沖縄そば発掘プロジェクト(実地調査)へ。
定宿の方にもすっかり沖縄そば好きが定着。
日曜日のお昼時、沖縄そばを食べに連れて行ってもらいました。
これまで食べてきた沖縄そば屋とは違うお店の大きさ。
国道58号線の大通り沿いにでんと構えるお店が読谷食堂ゆいまーるでした。
ここでは野菜そばを注文。
ボリュームがウリとのことでしたが、その通りでした。
普段の生活の何倍も野菜を食べているような気持ちに。
読谷食堂ゆいまーる
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2723-1
2017.2
ソーキそば専門店 田舎 読谷店 (2017.2)
この日が福岡に帰る日。
滞在先のオーナーさんたちに車で連れて行ってもらったお店は…。
道の両脇は草っ原。
新築?リフォーム?のような小ぢんまりとした建物についた看板は、
紛れもなく沖縄そばのお店。
那覇の牧志公設市場にある「田舎」の読谷店。
ここは知る人ぞ知る穴場ですね。
…言っててよくわからなくなりますね。はい、それだけ独特の雰囲気を感じながら食べる沖縄そばでした。
いただいたのはソーキそば。
お肉は柔らかいうえに中まで熱々。
麺は宮古そばという少し歯ごたえのある細麺。
今回の滞在で野菜そばばかりチョイスしていたので、
久しぶりのソーキそばの味わいに「ああ、これこれ!」と心の中で頷きなながら食しました。
それにしても、店内も不思議な雰囲気。
宮古そばソーキそば専門店 田舎 読谷店
沖縄県中頭郡読谷村上地359-3
2017.2
空港食堂(5ヶ月ぶり2回目・2017.2)
那覇を出発する前に空港食堂へ立ち寄るのはもはやルーティンワーク(2度目)。
今回は野菜そばにしました。
油の炒め具合を控えめにしてあり、シャキシャキした食感で胃に負担もかからず、
なおかつ麺もスルスルっと口に入れられる細めの麺でおいしくいただきました。
空港食堂
沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港ビルディング1F
2017.2
この記事の沖縄そば食べ歩きマップ
最後に
16店舗ですか。
我ながらあちこちよく食べに行きましたね。
食べに行った先の沖縄そばも、お店の佇まいも、接してくれた店員さんも、
それぞれに味がありましたが、共通して温かさを感じることが多かったですね。
それと、沖縄以外で食べる沖縄そばと比べると、
現地で食べるのはとにかく素朴な味わい。
本当にその場所に行って食べる意義がある!と振り返って感じましたね。
当分沖縄に行く機会がありませんが、
また行けるチャンスがあるときに一杯ずつ、新しいお店を探検していきたいですね。
興味のある方はこちらも
日帰り旅を2度やってきました。
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